2022年8月16日
本日、「熱海土石流みんなの会」は、齊藤栄熱海市長を業務上過失致死罪で刑事告訴・告発しました。
今回の刑事告訴・告発は、齊藤栄熱海市長が、盛り土の危険性を認識しながら、盛り土の危険性を除去するための措置を行わなかったことや、長雨等により盛り土が崩壊すれば住民の生命に危険が及ぶことを認識しながら、避難命令その他必要な安全措置を講じなかったことの責任を問うものです。
そして、「必要な措置を行わなかったこと」には、本来は適用すべき法律を適用しなかったことも含みますが、その結果、現土地所有者である麦島氏が支払うべき、河川改修工事費用や調整池設置費用など数億円~数十億円の費用を免れさせる(=利益を与えた)ことになっています。
つまり、土石流事件の背景として、長年にわたる齊藤栄市長と麦島氏の癒着・不正が強く疑われるということです。
今後も、真相を究明し、責任の所在を明らかにするために、「みんなの会」の応援よろしくお願いいたします。
「みんなの会」では、真相究明のための情報提供を募集しておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、「なぜ市長を告訴・告発して、盛り土の所有者らを告訴しないのですか。」という問い合わせがありましたので、お答えします。
⇒ 令和4年8月の時点で、盛り土の所有者らはすでに告訴されていて、捜査機関が捜査をすでに開始していた状況ですので、重ねて同じ人を告訴するよりは、土石流発生後1年間経ってもまだ告訴されていなかった市長の告訴を優先しました。
今後も、順次、関係者の責任を追及してまいります。